愛着スタイルとは、人間が対人関係を形成する場面でみられる心理的な傾向(愛着行動の様式)のことです。
愛着スタイルは「親密性の回避」と「見捨てられ不安」という二つの心性によって決まると言われています。
成人の愛着スタイルは以下の4種があります。
この診断によりあなたの愛着スタイルを分析することができます。
(参考文献:「" 一般他者" を想定した愛着スタイル尺度の信頼性と妥当性の検討」)
以下には、いろいろな人が対人関係の中で
どのような気持ちを持つかについての文があげてあります。
日常でよく体験していることを思い浮かべながら、
自分に最もよく当てはまるものを、1~7の選択肢から選んでください。
(全く当てはまらない 1-2-3-4-5-6-7 非常によく当てはまる)
Q1.私は一人ぼっちになってしまうのではないかと心配する。
Q2.私は、(知り合いに)見捨てられるのではないかと心配になることはほとんどない。
Q3.私は、知り合いを失うのではないかとけっこう心配している。
Q4.私が人のことを大切に思うほどには、人が私のことを大切に思ってないのではないかと私は心配する。
Q5.私は、いろいろな人との関係について、非常に心配している。
Q6.私は、見捨てられるのではないかと心配だ。
Q7.私が人ととても親密になりたいと強く望むがために、ときどき人はうんざりして私から離れていってしまう。
Q8.私は、人が必要なときにいつでも私のためにいてくれないとイライラする。
Q9.私があまりにも気持ちの上で完全に一つになることを求めるがために、ときどき人はうんざりして私から離れていってしまう。
Q10.私には、人が私に対して好意的であるということを何度も何度も言ってくれることが必要だ。
(1:全く当てはまらない ~ 7:非常によく当てはまる)
Q11.私は、私がいてほしいと望むぐらいに人がそばにいてくれないと、イライラしてしまう。
Q12.私は人に自分のことを好きになってもらうことができなかったら、私はきっと気が動転して悲しくなったり腹が立ったりする。
Q13.私が親密になりたいと望むほどには、人は私と親密になりたいと思っていないと私は思う。
Q14.私は誰かとつき合っていないと、何となく不安で不安定な気持ちになる。
Q15.私はいつも、人が私に対していだいていてくれる気持ちが、私が人に対していだいている気持ちと同じくらい強ければいいのになあと思う。
Q16.私は、人にもっと自分の感情や自分たちの関係に真剣であることを示させようとしているのを感じることがときどきある。
Q17.人にダメだなあと言われると、自分は本当にダメだなあと感じる。
Q18.私は、知り合いが私のことをほっといて自分一人で何かをすることが重なってくると腹が立ってきてしまう。
Q19.私は、人に何でも話す。
Q20.私は、心の奥底にある考えや気持ちを人に話すことに抵抗がない。
(1:全く当てはまらない ~ 7:非常によく当てはまる)
Q21.私はたいてい、人と自分の問題や心配ごとを話し合う。
Q22.私は人に頼ることに抵抗がない。
Q23.私は、人になぐさめやアドバイス、助けを求めることに抵抗がない。
Q24.私は人に心を開くのに抵抗を感じる。
Q25.心の奥底で何を感じているかを人にみせるのはどちらかというと好きではない。
Q26.私は人とあまりに親密になることがどちらかというと好きではない。
Q27.私は人とあまり親密にならないようにしている。
Q28.私は、人と親密になることがとてもここちよい。
Q29.私は比較的容易に人と親密になれると思う。
Q30.私は、自分が人に依存することをゆるすことがなかなかできないと思う。