日経平均株価の確率

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日経銘柄225種の日々の株価が、平均として上げ傾向にあるのか下げ傾向にあるのか気になった。

今回は日経銘柄225種の株価の推移(確率)の計算をしてみた(期間は2000年1月~2014年8月)。

 

日経平均株価の推移

日経銘柄225種の株価の動きを、以下のような手順で計算してみた。

 

  1. 2000年1月~2014年8月の日経銘柄(225種)の日足データを用意。
  2. 全日足データの統計をとって前日比が「プラスである確率」と「マイナスである確率」を計算。
  3. 全日足データの統計をとって前日比の期待値を計算。

 

(※日経平均という言葉を使ってるけど、ここで計算してるのは日経平均株価そのものじゃなくて、日経銘柄225種のトータルの平均値なので注意。) 

 

以下が計算結果。

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計算結果を見ると、

・日経平均が上がる確率は47.1%、下がる確率は48.0%だった。

・前日比の期待値は+0.038%だった。

 

日経平均は上げ・下げ確率でいうと、下げの確率の方がやや大きいみたい。

でも、前日比の期待値を見るとプラスを示している。これはどういうことかというと・・・。

「株価が下げの日は下げ幅は小さい。しかし株価が上げの日は上げ幅は大きい。そのためトータルでは上がる傾向の方が強い。」

ということになるだろうか。

 

最近アベノミクス効果で急激に株価が上がったから、それによって上げ傾向が色濃く反映されたのかもしれないな。

(2013年以降のデータを除外したら、もしかしたら期待値がマイナスになったりするのかも。)

 

結論

・日経平均は確率的には下げ傾向が高い(しかしとても小さな傾向)

・日経平均は期待値的には上げ傾向が高い(しかしとても小さな傾向)

期待値がプラスなので、日経平均はどちらかというと買いのポジションをとった方が有利そうだ。

でもとても小さな傾向なので、あんまし気にする必要ないかも・・・。

 




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